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業務委託契約書について

📄 要点(サマリー)

ライバーが安心して活動できるよう、「縛り」を一切排除した契約内容になっています。


❓ よくある質問

辞めたらイラスト使えなくなる?

いいえ、すべて使えます。退所後もあなたの資産として活用してください。

ノルマが達成できないと契約を解除されますか?

解除されることはありません。当事務所では数値ノルマを一切設けていませんので、体調や学業を最優先に考え、休むときはしっかり休むのが私たちの推奨するスタイルです。

AIでトラブルが起きたら?

事務所と協議し、合理的な範囲で対応に努めます。費用負担には上限を設けています。

どんな相談ができるの?

配信の悩みからプライベートのメンタルケアまで、国家資格保持者(精神保健福祉士)がプロとして対応します。


📜 ライバー業務契約書

ライバー業務委託契約書 ※専門的な表現が含まれます

本契約の締結

本契約は、以下の業務の委託および受託に関し、甲(事務所)と乙(ライバー)との間で締結するものです。

第1条(目的と基本理念)

  1. 甲は、IRIAMプラットフォームにおけるライブ配信活動(以下「本活動」という。)に関する業務を乙に委託し、乙はこれを受託する。
  2. 甲は、「Human Care」の理念に基づき、乙の心の安定と成長を最優先としたサポートを可能な範囲で誠実に行う。サポートは乙の自主的な活動を尊重し、強制力を伴わない協力とする。
  3. 乙の活動指針として、以下の目安を推奨するが、強制ではない。
    • 月間配信時間:15時間〜20時間を目安
    • 体調不良・学業優先等の場合は、事前連絡により柔軟に対応
    • 甲からの連絡に対し、合理的な事情がある場合を除き、可能な範囲で7日以内に応答
    • 規約遵守とトラブル防止

第1条の2

  1. 本契約は、雇用契約、労働契約、準委任契約のいずれにも該当せず、甲乙は対等な立場の業務委託関係にあることを相互に確認する。
  2. 乙は、自己の裁量と責任において配信活動を行う独立した事業者であり、甲は配信時間、方法、内容について直接的な指揮命令を行うものではない。

第1条の3

  1. 甲は、効率化と表現の多様性のため、立ち絵、イラスト、動画、音楽等のコンテンツ(以下「生成コンテンツ」という。)の制作において、人工知能(AI)生成ツールを主要な手法の一つとして利用する方針であることをあらかじめ通知する。乙は、本契約の締結をもって、この方針に同意したものとする。
  2. 甲は、前項に基づき生成コンテンツを乙に提供するが、当該生成コンテンツの利用に関して、第三者の著作権、肖像権その他の権利を侵害しないことについて、一切保証しない。乙は、生成コンテンツの利用に伴い第三者から権利主張を受ける可能性があることを理解し、これに同意する。
  3. 前項の場合において、甲と乙は、生じた問題について誠実に協議し、合理的な範囲で対応に努めるものとする。
  4. AI生成コンテンツの法的取扱いは発展途上であり、将来の法令改正等により、本条第2項及び第5条等の規定の適用に影響が生じる可能性がある。かかる場合には、第12条(本契約の変更)に従って対応するものとする。

第1条の4(3つの理念の実現)

本契約は、以下の3つの理念を実現することを目的とする。

  1. AI Creation: 甲は、生成系AI(画像・音楽・映像・音声)を主要な制作ツールとして採用し、乙が“デビュー0日”から立ち絵・一枚絵・BGM・オリジナルソングを複数保持できる環境を無償で提供する。提供数・提供頻率は甲の裁量とするが、月間最低1セット(立ち絵1+一枚絵1+BGM1+楽曲1)を目安とする。
  2. Human Care: 甲は、精神保健福祉士資格を有するスタッフを配置し、乙への月1回30分の定期カウンセリング(オンライン可)を無償で実施する。緊急のメンタルケアが必要な場合は、乙は電子予約システムで24時間以内の面談を予約可能とする。(※医療行為は行わない)
  3. Speed & Share: 甲は、統合カレンダーシステムを運営し、IRIAM公式イベントの申込〆切・納品期限を全ライバーが可視化できる仕組みを提供する。乙は、参加/不参加を〆切48時間前までにカレンダーへ記載し、不参加の場合でも理由の記載は任意とする。

第2条(契約期間)

  1. 本契約の期間は、契約締結日より【1ヶ月間】とする。期間満了日の【7日前】までに、甲または乙から相手方に対し書面(メール・LINEを含む)により更新を拒絶する意思表示がない限り、本契約は同一条件でさらに【1ヶ月間】自動的に更新されるものとし、以後も同様とする。
  2. 乙が未成年者である場合、本契約は、乙本人および親権者(法定代理人)の同意を得た上で、別紙「未成年者同意書(様式第1号)」に署名・捺印し提出した時点で効力を生じる。親権者が2名いる場合、原則として両名の同意を得るものとする。ただし、一方の親権者と連絡が取れない等やむを得ない事情がある場合、1名の同意で有効とする。この場合、甲は当該事情を記録・保管する。甲は月1回、親権者に対し乙の活動状況を簡易レポートする。

第2条の2(緊急連絡先)

乙が未成年者である場合、乙は契約締結時に親権者(同意者)の緊急連絡先(電話番号・メールアドレス)を必ず記載し、変更があった場合は3日以内に甲へ通知するものとする。甲は緊急時(体調不良・規約重大違反・法令違反等)に直ちに親権者に連絡できる体制を維持するものとする。

第3条(業務内容)

乙は、本活動において以下の業務を行うものとする。

  1. IRIAMプラットフォームでのライブ配信活動およびそれに関連するSNS活動(Xなど)。
  2. 配信コンテンツの企画、制作、および実施。
  3. 甲が定める配信マニュアルおよびIRIAMの各種規約(禁止事項等)の遵守。
  4. 甲が別途案内する研修、面談、イベント等については、乙の任意参加を原則とし、強制されるものではない。毎月のイベントへの積極的な参加を推奨する。
  5. 甲は、本活動を支援するため、AIツール等を用いた立ち絵、イラスト、BGM等のコンテンツを随時提供することがある。ただし、その内容、量、品質、提供時期については甲の裁量によるものとし、甲は乙に対して特定のコンテンツを継続的・定量的に提供する義務を負わない。乙によるコンテンツの私費制作・購入は自由とする。

第3条の2

甲が提供するAI生成コンテンツの利用に関し、乙は以下を了承する。

  1. 著作権は第5条に従い乙へ移転するが、AI生成物は法令・判例が変動する可能性があるため、将来的に利用制限が生じた場合でも、甲は乙に代替コンテンツの無償制作を義務付けない。乙は、その場合即時無償解約(第8条)または私費でのリプレイスを選択できる。
  2. AI楽曲によるオリジナルソングは、0期/1期生に限り初回1曲無償で提供し、2期生以降は「甲が別途定める条件」を満たした場合に追加提供する。

第4条(報酬)

  1. 本業務の報酬は、乙が本活動を通じて獲得した時間ダイヤおよび応援ダイヤ(以下「総報酬ダイヤ」という。)の合計額を基準として算定する。
  2. 時間ダイヤ(時給相当): 乙が獲得した時間ダイヤは、100%乙の報酬とする。
  3. 応援ダイヤ(ギフト等): 乙が獲得した応援ダイヤについて、総報酬ダイヤの【70%】を乙に付与するものとし、残りの【30%】を甲の業務委託手数料(マージン)とする。
  4. 支払いと精算(アプリ内精算):
    • 乙に帰属する報酬ダイヤは、IRIAMプラットフォームの定める期日に、アプリ内の乙のアカウントに直接付与されるものとする。
    • 乙は、付与された報酬ダイヤについて、IRIAM運営が定める手続きに基づき、乙自身の責任と負担において、現金化またはその他の利用を行うものとする。
    • 甲は、乙の報酬ダイヤのアプリ内反映後の換金手続きおよび振込業務について、一切の責任を負わない。
    • IRIAM運営の重大なシステム障害により、乙が正当に獲得した報酬ダイヤの付与が30日以上不可能となった場合、甲乙は誠実に協議し、代替的な収益機会の提供等について検討する。ただし、甲に金銭的支払義務が発生するものではない。

第4条の2(アプリ外収益の支払い)

本活動に関連して、IRIAMプラットフォーム外で甲が乙のために獲得した収益(企業案件出演料、広告収益、グッズ販売収益等、以下「アプリ外収益」)については、甲が受領した際、税金および甲が立替払いした実費を控除した上で、その 【70%】 を乙に支払うものとする。

第4条の3(本人確認)

乙は、本契約の有効性確保および未成年者確認のため、甲が指定する公的な身分証明書により、氏名・住所・生年月日の確認を甲に提供しなければならない。

第5条(著作権および知的財産権の帰属・利用承認)

  1. 甲が費用を負担し、乙のために制作するAI生成コンテンツについては、乙がその著作物の著作者であるものとする。
  2. 事務所が制作したコンテンツの著作財産権は、制作と同時に乙に移転するものとする。
  3. 乙は、本活動および契約終了後において、すべてのコンテンツを自由に利用・公開・収益化・他事務所への持ち込み・独立活動に使用できる。

第5条の2(著作権トラブルへの対応)

AI生成コンテンツについて第三者から権利主張があった場合:

  1. 甲は弁護士相談費用を負担し協力する。
  2. 損害賠償金が発生した場合、甲乙で折半とする。ただし乙の負担額は直近6ヶ月間の報酬総額30%(未成年者は10万円)を上限とする。

第6条(事務所クレジット表記義務)

事務所制作コンテンツ利用時は、可能であれば以下のクレジット記載を推奨する(義務ではない)。 「Produced by Ink Inc. / AI Creation」

第7条(禁止事項)

  1. IRIAM規約・法令・公序良俗違反。
  2. 意図的な放置配信。
  3. 他事務所との二重契約。
  4. 誹謗中傷、嫌がらせ、暴力行為。
  5. AIコンテンツについて「自身で制作した」と虚偽を主張し、甲の貢献を否定する行為。

第8条(契約解除)

  1. 乙は、いつでも理由を問わず、通知することで本契約を即時に解除できる。この場合、違約金や賠償義務は一切発生しない。
  2. 契約終了後、乙は競業避止義務を一切負わず、直ちに他事務所への移籍や独立が可能である。

第9条(損害賠償)

乙が故意または重過失により甲に損害を与えた場合に限り、賠償責任を負う。上限は直近3か月間の業務委託手数料相当額とする。

第10条(秘密保持)

乙は、事務所のノウハウ、マニュアル等の機密情報を第三者に漏洩してはならない。

第11条(準拠法および合意管轄)

本契約の準拠法は日本法とし、甲の事業所所在地を管轄する裁判所を第一審の管轄裁判所とする。

第12条(本契約の変更)

  1. 原則として双方の書面合意が必要。
  2. 法令改正やプラットフォーム規約変更による場合は、事前通知の上で変更できる。乙が不同意の場合は違約金なしで解除可能。

第13条の2(紛争解決の手順)

紛争時はまず誠実に協議を行い、解決しない場合は第三者機関による調停、最終的に訴訟の手順を踏むものとする。


付則(運用ガイドライン)

付則1:AI生成コンテンツ運用ガイド

  • 甲は商用利用可能なAIツールを用いてコンテンツを制作する。
  • 乙は、甲の支援によるコンテンツを「完全に手作業で制作した」と誤認させる表示を行わないよう配慮する。

付則3:経費・税務に関する取扱い

  • 外部発注費や交通費等の実費は、証憑の提出をもって精算対象とする。

  • AIツールの月額利用料等の内部固定費は、事務所運営費として処理する。


Ink Inc.は、「無理をしない」「壊れない」「長く続けられる」ライバー活動を一緒に作るための事務所です。 契約は“縛るため”ではなく、お互いを守るためにあります。